【ご報告】2025年2月27日 令和6年度 鶴田町自殺対策講演会「いのちの となりで できること~つらさや悲しさを抱える人々と生きる」

先般、2025年2月27日(木)、鶴田町役場 国際交流会館ホールにて開催された令和6年度 鶴田町自殺対策講演会にて、私、小山田和正が「いのちの となりで できること~つらさや悲しさを抱える人々と生きる」をテーマにお話しさせて頂きました。

昨年、2024年10月26日、青森県むつ市プラザホテルむつに於いて開催された、東北臨床宗教師会主催の研修会「つらさや悲しさを抱える人々と生きる〜医療・福祉現場×宗教者の可能性を考える」(【ご報告】2024年10月26日「東北臨床宗教師会主催 つらさや悲しさを抱える人々と生きる〜医療・福祉現場×宗教者の可能性を考える〜」開催しました。)に参加頂いた方からのご縁で、今回、鶴田町で臨床宗教師の活動や内容を紹介する機会を頂戴致しました。深く感謝申し上げます。

当日は、鶴田町内外より50名のご参加を頂き、主催者より頂いた以下3つのテーマについてお話しさせて頂く予定でしたが、私自身の話が脱線を繰り返し、① ・②までで時間切れとなってしまい、大変恐縮しております。まとまらない話になってしまいましたが、少しでも、参加者の方の学びや気づきの機会になって頂けたら嬉しいです。

① 臨床宗教師とは?
② 被災地、医療機関、福祉施設等における心のケア・傾聴の大切さ
③ 地域の中で苦悩や悲嘆を抱える方へ寄り添うためにできること

個人的には、私が2年間学んだ手話の先生が聴覚障害者の方々と多く一緒に参加して頂いたことにより、町が手話通訳者を用意(初めてだそう)してくれたことや、講演のはじめは、私自身が手話と口話を使ってお話しする機会を頂いたこと、さらには聴覚障害者の方々にも私の活動や想いを伝える機会を頂いたことは大変ありがたいことでした。

参加者の中で、「臨床宗教師」という肩書きを知っているという方はゼロで、その方々に「臨床宗教師」の活動や内容を伝える難しさにあらためて気付かされたと同時に、それだけに、このような貴重な機会を頂戴したことを有り難く感じております。

寒い中、参加された皆様、主催である鶴田町の皆様、紹介いただいたほほえみの会の皆様には深々感謝申し上げます。ありがとうございました。

小山田和正