【ご報告】2026年5月17日「日本臨床宗教師会設立10周年記念シンポジウム」

【ご報告】2026年5月17日「日本臨床宗教師会設立10周年記念シンポジウム」

小山田和正

2026年5月17日(日)、京都・龍谷大学深草学舎 灯炬館にて、「日本臨床宗教師会設立10周年記念シンポジウム」が開催されました。会場・オンラインを合わせ、多くの方々にご参加をいただきました。

東日本大震災以後、「臨床宗教師」という存在は、医療・福祉・災害支援・地域支援など、さまざまな現場の中で少しずつ歩みを重ねてきました。本シンポジウムでは、この10年の実践を振り返るとともに、これからの臨床宗教師のあり方や課題について、それぞれの立場から語り合う時間となりました。

シンポジウムでは、各地の実践報告が行われ、現場ごとに求められる関わり方の違いや、組織としての課題、地域との連携の重要性など、多くの論点が共有されました。

東北臨床宗教師会・青森支部としても、この一年半ほどの活動についてお話しする機会をいただきました。

シンポジウム 第2部:地域社会と臨床宗教師
テーマ:「東北臨床宗教師会・青森支部の今までとこれから」
シンポジスト:小山田 和正(認定臨床宗教師、日蓮宗僧侶、東北臨床宗教師会会長)

青森では、病院や施設だけでなく、日常の延長線上にある「支え」のあり方を模索しながら活動を続けています。

設立から10年。臨床宗教師を取り巻く状況は少しずつ変化していますが、一方で、社会の中には、孤独や喪失、語ることのできない苦悩を抱えながら生きている方々が今も多くおられます。

だからこそ、特別な場面だけではなく、地域の日常の中に「安心して言葉を置ける場所」があること。そのために宗教者がどのように関わることができるのかを、これからも問い続けていきたいと思います。

最後になりますが、本シンポジウム開催にあたり、ご準備・ご尽力いただきました関係者の皆さま、ご参加いただきました皆さまに、心より御礼申し上げます。

【ご報告】2026年5月17日「日本臨床宗教師会設立10周年記念シンポジウム」
【ご報告】2026年5月17日「日本臨床宗教師会設立10周年記念シンポジウム」